昔から『出る杭は打たれる』という諺がある。「人よりも優れて目立つ者は、他から憎まれたり邪魔をされたりするものだ」という喩えである。だが、この諺は「だから、どうしたら良いのか?」よく解らない。
これについて、若い頃、友人と議論したことがある。
友人は「初めから打たれないよう、あまり目立たないようにした方が良いという意味ではないか」と言う。それに対して、私は「世の中はそんなものだから、あまり気にしないでもっと頑張れ」という意味だと反論した。
これに対して、更に友人は「『出すぎた杭は引き抜かれる』という言葉があるではないか」と反論した。私も負けずに「『出すぎた杭は打たれない』とも言う」と反論した。そして、結局、二人に結論は出なかった。
そして大人になって『出ない杭は腐ってしまう』という言葉を知った。そして「多少打たれても、存在感があるよう努力しなさい!」と私は理解した。