1月17日の新聞報道によると、大阪府内の元公立中学校長が収賄容疑で逮捕されたという。
容疑は、在任中に修学旅行の旅行業者から業者選定に有利な取り計らいをした見返りとして、家族や親戚と行ったハワイ旅行の旅行代金を300万円余り値引きしてもらった疑いがあるというもの。
元校長は昨年3月にめでたく定年退職している。「終わり良ければ総て良し」という諺があるが、彼の教員人生は果たして何だったのだろうか。
一人の教師として、多くの教え子たちに一体何を教えてきたのだろうか。
校長として、朝礼台に立って多くの子どもたちの前で一体何を話してきたのだろうか。
上司として、若い教員たちに一体何を指導してきたのだろうか。
彼は「教師も一人の人間だ。良い事もすれば悪い事もする。」と言いたかったのだろうか。だとすれば、余りにも悲しい。
彼は、これから単に収賄事件の裁きだけでなく、多くの人の信頼を裏切った罪、多くの人の心を傷つけた罪の裁きを受けることになるだろう。